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らじお@もみぞう
ら、メーカーでは「MDラジカセ」とは呼ばず「MDシステム」や「MDCDシステム」、「ラジMD」等と呼称していた。ただしMDレコーダーとカセットレコーダーを両搭載した製品もあり、それらについては「MDラジカセ」「コンパチ(ブル)ラジカセ」と呼ぶこともあった。また同時にあらゆる機能を搭載した「ハイスペック機種」にする風潮もなくなっていった[14]。アイワのようにコンポとラジカセを折衷したXG-E1のような機種も登場した。
2000年代後半には、カセットを搭載せずSDカードスロットを搭載し、SDカードにCDからmp3録音出来る「SD/CDラジオ」やSDカードスロットの他にUSBポートにを搭載し、USBケーブルを介してUSBマスストレージクラス対応のUSBメモリにCDからmp3録音出来る「SD/USB/CDラジオ」と呼ばれる機種が出現した。詳細はCDラジオを参照。
また2000年代頃からは、廉価なものが広く出回るようになった。また乾電池が使用できない携帯性の低いラジカセが出現することで、小型でオールインワンのミニコンポとの区別がやや曖昧になった。
2010年以降の状況日本のアナログテレビジョン放送が2011年7月24日(岩手県・宮城県・福島県は2012年3月31日)をもって終了したため、一旦はテレビVHFの1-3chの領域である90-108㎒の周波数を使う放送が予定されなかったことから、76-90㎒のみの周波数のみが聴けるものだけが製造された時期があったが、201
た時期があったが、2014年以後ワイドFMが順次開局するようになったため、そのワイドFM対応のCDラジカセの販売は、東芝ライフスタイル株式会社(以下、東芝)、パナソニック、ソニーなどといった日本国内のすべてのメーカーで行われた。但し、前述の「テレビの音声が聴けるラジカセ」でも、ワイドFMを聴取できる機種は数多くある[注釈 4]。
1980年代や90年代はカセットとラジオの音量が十分だがCDの再生の音量がやや足りない仕様のものも一部にあったが、2000年代では(CDラジオと)CDラジカセでは1.0W+1.0Wを確保してあることが多い。(CD無しの)ラジカセでは0.6W+0.6Wのものもある[18]。近年では日本国内で販売され日本のメーカー名が冠してあっても、実際
近年では日本国内で販売され日本のメーカー名が冠してあっても、実際にはOEM品で、中国を最筆頭に、台湾や香港、インドネシアなどアジア系海外メーカー、およびサプライヤーが開発・製造しているものがほとんどである。